最初に結論を書くと
- 杉葉になったら特別なことはせず、放っておきましょう
真柏の葉には、
大きく分けて2つの状態があります。
画像の
- ◯の部分が杉葉(すぎば、すぎは、すぎっぱ)
- ▢の部分が紐葉(ひもは)
普段は紐葉で、
何か起こった場合に杉葉になります。
展示会に出す時は、
紐葉であることが望ましいです。
今回の記事では
- 杉葉になった場合の対処方法
- 杉葉になる原因
- 紐葉と杉葉の違いを写真付きで解説
について書きます。
杉葉になる原因
- 水のやりすぎ
- 強い剪定
- 針金かけ
- 植え替え
- 肥料不足
など大きなストレスがかかった時に、
スギ葉を出します。
簡単に言えば
- 他の動物や昆虫に食べられないようにするため
に杉葉になります。
なので環境が落ち着けば、
ちゃんと紐葉に戻ります。
杉葉になってしまった時の対処方法
- 治るまで放っておく
- 治るまで何もしない
- 治るまで他の盆栽の世話をする
2~3年経てば、
紐葉に治ります。
一般的な趣味の場合、
2~3年は
- 途方もない
年月に感じますが、
盆栽の世界なら短いです。
治るまで普段どおりの世話をしましょう。
杉葉の例 地植えの真柏
鉢ではなく地面に植えることを
- 地植え(じうえ)
- あるいは 庭植え(にわうえ)
と呼びます。
地植え真柏は、
いつ見ても
全ての葉が杉葉です。
地植えの真柏は低い位置にある
地植えの真柏は、
この裏のもう少し左にあります。
周りの地面よりも低い位置に生えているので、
水が多すぎるのでしょう。
杉葉の写真
杉葉は触ると
チクチクして痛いです。
紐葉の写真
紐葉は触ると
柔らかいです。
終わりに
- 真柏の葉には紐葉と杉葉の状態がある
- 強いストレスがかかって、真柏の勢いが良くなると杉葉になる
- 真柏は紐葉の状態が望ましい
- 杉葉になったら、治るまで放っておく
- 真柏は世話をしていれば、杉葉になることもある
と覚えておきましょう。